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jun_waka【bit】@長野県
晴れた日はほとんどアウトドアへ♪
北海道,山形,長野と自然が豊かな土地に移り住み全都道府県を旅してきました。
◆趣味
☆登山: 写真を撮りながらのんびりと
☆バックカントリースキー: テレマーク
☆カヌー・カヤック: ロングツーリング
☆サイクリング: 林道・廃道・渋い峠
☆沢登り: 師匠求む!
☆温泉: 野湯・鄙び系・個性的な湯
☆B級グルメ: 旨い・デカい・安い系
☆その他: 写真・音楽・車 etc...
◆旅の相棒
☆テレマークスキー: ファット・ステップ
☆シーカヤック・リバーカヤック・カヌー
☆自転車: ランドナー・ロード・BD-1
3日目の朝も劇的な幕開け。大きな農鳥岳の奥に今日も端正な富士のシルエット。
5時を回ると、朝陽が雲海を金色に染め上げていく・・・
徐々に山々が明るく輝いていくのを眺めながら食事とコーヒーを楽しみ、農鳥岳に向かって歩き出す。
今日も展望と花に恵まれそうだ♪
一日中、近くに富士山を間近に眺めながら歩くことができて気分がいい。
さっそく急登が始まる。
みるみるうちに高度を上げ、振り返ると昨日越えてきた間ノ岳のどっしりした姿が。
急坂を乗り切り、西農鳥岳への気持ちよい稜線にさしかかった時・・・
突然、登山道脇の茂みから雷鳥の親子が!
「グーグー」って鳴いてます。
まるまるしていて、ちまちまと歩く雛がたまらなくかわいい☆
そして花もいっぱい!美しくて楽しくて、なかなか足が進みません。
ここまで来ると、間ノ岳の奥から鋭い北岳が顔を覗かせ、ますます豪華な展望に。
南にはさらに山深き赤石山脈。
ここからは岩場も現れ、変化に富んだ実に楽しい稜線歩き^^
迫力の山岳風景に圧倒されっ放しです。
農鳥岳の山頂直下には三日月状の雪渓が。
この日も、360度の大展望に恵まれ、大満足の山頂でした!
間ノ岳・北岳・蓼科山・八ヶ岳・瑞牆山・金峰山・鳳凰三山・富士山・荒川・塩見・中央アルプス・北アルプスまで全部見え!
100名山だけ数えても両手で足りない・・・
ラーメンを茹でてゆっくり眺めを楽しんでから山頂を後にし、3026mから830mの奈良田まで長い長い下りへ!
ぐんぐん高度を下げていくと、気温がじわじわと上がってきました。
この日の下界はかなりの猛暑だったようで・・・
雪渓の上や、冷た~い沢水に浸かって涼みながらガシガシ下ります!
この先はかなり怪しい足場や丸木橋が多数・・・
締めは揺れまくりの長大な吊り橋3連発。錆びた鉄板がいつまで保つのか不安になります・・・
なんとか6時に下り終え、大好きな西山温泉「蓬莱館」へ。
ここはあのウェストン卿が泊まった部屋が残されている歴史ある宿。
無理に大浴場や露天を造らず、潔く混浴内湯1つだけに源泉を掛け流しています。
3槽に分かれた木の湯船は適温、やや温め、温めが選べて疲れを癒すには最高の肌に優しい湯。
3日間の素晴らしい縦走の想い出に浸りながら、いつまでも浸かり続けたい心地よさでした・・・
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ふと目が覚めて薄明るくなっているのに気付き、テントから顔を出してみると紅に空が焼けていた。
ぐずぐずしてはいられない。三脚を立ててシャッターを切り、湯を沸かし始める。
ちょうどパスタが茹で上がった頃、遂にその瞬間がやって来た。
まぶしい光が全てを赤く照らし、素晴らしい一日の始まりを告げる。
美しいグラデーションの空に、この上なく美しいシルエットを浮かべる富士。
あまりに素晴らしい光景に、しばし食事の続きも忘れてしまった。
テントを畳みパッキングを済ませると、富士山に次ぐ標高を誇る北岳が朝日を浴びて輝き、雲がアーチを描いていた。
肩の小屋を離れて登りにかかるとすぐ、仙丈岳・甲斐駒・奥に八ヶ岳の大展望。
快晴の山に登れる嬉しさに、登りも重い荷物も苦にならない。
その上花も多く、まさに心躍る山歩きだ。
雪渓が残るピラミダルな頂の格好良さに痺れる。
色とりどりの花に緑、そして青空♪
いよいよ、北岳のピークが見えてきた。
写真を撮りまくり、コースタイムの倍もかかって山頂へ。
綺麗な山はゆっくり行かなきゃ損ソン!
とは言え、先は長いので名残惜しく振り返りながらも足を進めます。
この先もハクサンイチゲなど夏の花がいっぱいで、道草は止まらず・・・
雪渓が多く残る間ノ岳も素晴らしい姿。
真っ直ぐ間ノ岳に向かわず、荷物をデポして八本歯の頭へとピストン。
岩場のアップダウンが楽しいコース。
ピークで振り返ると・・・迫力の北岳バットレスが目の前に!
これを見るために寄り道する価値大です。
この稜線から北岳山荘までのトラバース道はまさに高山植物の宝庫。
高貴な姿を見せるミヤマオダマキに・・・
大きなキンバイなど。
そして急斜面に点々と咲く白い花は・・・通常6月下旬に咲く固有種のキタダケソウ!
今年は例外的に残雪が多く、運よく海の日連休でも咲いていました♪
先が丸みを帯びた花びらには美しい筋模様が。
梅雨時に来ないと見られないと思っていたので感激です。
ミヤマシオガマの群落もありました☆
花の撮影に相当時間を食ったので、岩峰が鋭い間ノ岳への稜線を急ぎます。
これぞ夏の雲!力が湧いて来ます。
ピークを越えども真のピークはさらにその先に・・・
ようやく本峰が見えてきた!
歩き始めて10時間。本日最後の登頂者に違いありません。
もう5時を回りましたが、天候は安定しているのでギリギリまで撮り続けます。
下っていくと、明日目指す農鳥岳が大きな姿を現しました。
夕暮れに農鳥小屋に着き、テントを張って米を炊いているといよいよ落日の訪れ。
陽は沈み、雲は徐々に色を濃くしていき・・・
再び素晴らしいグラデーションを見せてくれました。
紅に始まり紅に終わる一日。陽が昇ってから沈むまで、夏山の素晴らしさを堪能できた一日でした。
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梅雨が明けた海の日連休は早速、南アルプス・白峰三山を目指しました。
広河原から清冽な大樺沢沿いを登ります。
花も多く楽しい道のり♪
雨もぱらつきましたが、おかげで雫で飾られたハートを見つけることができました☆
雪渓沿いの右俣コースに入り、急登が始まります。
多彩な花々が次々に現れ、ついつい足が止まってしまい嬉しい悲鳴!
ショウジョウバカマも大好きな花のひとつ。
標高差1500mを登りきり、稜線に出るとみるみるうちにガスが消えて仙丈岳に沈む夕陽が辺りを照らしました。
あまりに神々しい光景に言葉も出ません。無心にシャッターを切り続け…
光のショーが終わり、我に返ると残照の中に北岳が大きな存在感を放っていました。
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